【他人に気遣いできますか】育児中に心の余裕を保つための3つのポイント

子育て

こんにちは、たくぞう(@taku_kosodateda)です。

このブログでは、「お金と家庭にゆとりを」をテーマに、経験談とお役立ち情報を発信しています。

今回は、心の余裕の話です

他人への気遣いは、自分に余裕がないとできません

子育ても例外ではありません。子どもに向き合うには、自分自身の余裕が必要です。

しかし、産後うつに代表されるように、産後のママは心の状態が崩れやすいです。ママが崩れたら子育ても家族も崩れてしまいます

そんなママをサポートするためにも、心の余裕を保つ3つのポイントを気にしてみてください。

心の余裕がなぜ大切なのか

まずは、心の余裕の大切さと、育児が与える影響を理解しましょう。

育児に限らずですが、心の余裕があることで現状が改善されます

失敗しても気持ちを切り替えたり、物事を俯瞰することで新しい方向性が見えたり、より良い行動をするための活力が心の余裕です。

逆に、心に余裕がない状態だと、目の前のことを処理することに手一杯で、何も改善されない状況が生まれます。

子育てはママもパパも初めてのことばかりです。何度も失敗し、悩み、行動することになります。

その時に、ただ目の前のことの処理にならないためにも、心の余裕を維持する必要があります。

では心に余裕がないとどうなるのか。

自分自信、自分と相手の関係、全てにおいて悪循環が起こります。

心に余裕がないと…
  • 他人を許せない
  • 自分を許せない
  • ミスが起こりやすい
  • 他人の意見を聞き入れられない
  • 自分でも良い方法が探せない

つまり、

・上手くいかない現状を変えられない

・ミスも起こりやすく、さらに自分の首を絞める

・他人(パパ・ママ)のせいにしてしまい、関係性が悪化

の負のループが始まります。

気持ちは必死なのに、悪い状態を変えられないという状況になります。さらに、周囲を敵に回してしまい、救いの手が差し伸べられる確立も減ります。

客観的に見ると非効率と分かりますが、この状況までいってしまうと本人で気づくことは難しいです。

特に子育てには、心の余裕がなくなるポイントが多いので注意が必要です。

子育ては心の余裕がなくなる
  • 初めての経験
  • 産後のママは心身ともに不安定
  • 命を預かるプレッシャー
  • ノウハウ通りにいかないことがたくさんある
  • 他人が上手くいく様子が気になる
  • 十分な睡眠時間が得られない
  • 家事が今まで通りにできない

このような特徴があるからこそ、心の余裕がなくならないための対策を立てておく必要があります。

心の余裕を持つための3つのポイント

心の余裕の大切さが分かったところで、それを実現するための3つのポイントを紹介します。

1.完璧を求めない

心の余裕を保つために、合格基準を替えることが有効です。

育児家事ともに100点を目指すのはやめましょう。

目指すのは、赤点を取らないことです。合格点を下げましょう。

自分達の中の合格点を下げことで、「できなくて当然」「何とかなる」と気持ちに余裕が生まれます

しかし、子どもが産まれる前、パパママは色々調べ物をしていると思います。そして、理想像がどんどん大きくなり、合格点が上がります。

その理想像が、現実の自分たちとのギャップとなり心の余裕をなくす原因になります。知識を溜め込むことと、合格点は切り離して考えましょう。

育児への考え方
  • 上手くいかない前提
  • 上手くいったらラッキー
  • 極論、死ななければ良い
家事についての考え方
  • 今までの頻度、質は維持する必要はない
  • 頻度、質を下げても、衛生面は致命的にならない
  • 自分達が子供の頃は今ほど衛生的でなかった。つまり手を抜いても大丈夫。

ちなみに、合格点を下げることはパパも育児家事に取り組みやすいというメリットにもなります。

ただし、注意点が2つあります。

どこまで妥協するか、パパとママの感覚には必ず違いがあります

違いがあれば、お互いにおさえたいポイントを共有しましょう。

例えば、パパが家事をしてママに「◯◯ができてない」と言われたら、そこはママがおさえたいポイントだ、と理解しましょう。

これを繰り返すことで、新しい家庭の基準ができあがります。

繰り返すということは、子どもが産まれる前から取り組む必要があるということです。早目に取り組みましょう。

いくら”100点でなくて良い”と言っても、育児家事がママに偏っていてはママの負担は減りません

そもそもの絶対量を減らすことが、ママの余裕への近道です

そこで、パパが育児家事の役割を奪っていくことをオススメします。

特に、家事においては早目に取り組むことで、ママの負担が減るだけでなく夫婦の赤点ラインの共有もできます。

キーワードは「やらなくて良いよ」ではなく「僕がやるよ」です。

2.余裕のボーダーラインを割らない

もし心に余裕がなくなってきたら、すぐ助けを求めましょう。

育児は思い通りにいかないことの連続です。

事前に家事の分担をして、合格ラインを下げていても、実際に育児が始まるとそれでも余裕がない可能性は十分にあります

そこで我慢して、潰れてしまったら。育児も家庭も崩れます。

そうなる前に、お互い我慢せずに伝えられるようにしましょう

ママが持つ子どもへの責任感はパパの何倍も上です。辛くても我慢してしまいますし、パパに助けを求めにくいです

さらに、事前に準備をするほどパパに頼むことを遠慮してしまいがちです

だからこそ、パパからママに積極的に声をかけましょう。

ママが何も言わないからOKではなく、“断られてもママの役割を取る”気持ちで、パパは声掛けをしましょう。そして、家事育児のサポートをしましょう。

パパが積極的に育児参加するメリット

ママに辛さが見えてきたら。心の余裕を取り戻すためにアクションをしましょう。

もちろん辛くなったからやるのではなく、普段からできていることが理想です。

アクションの例
  • 熟睡する時間・場所を確保する
  • 何時間かママひとりの時間を作る
  • 外に出掛けてもらう
  • 辛さをぶちまけてもらう(パパは聞き役)
  • 感謝を伝える

3.夫婦で話す時間をつくる

ここまで、”完璧を求めない”、”余裕のボーダーライン”の2つを紹介しました。

しかし忘れていけないことがあります。

どちらも夫婦で話すことで初めて成り立つということです。

夫婦で腹を割って話せたら、それが一番です。

しかし、これは子育てが始まって急にできることではありません。普段から会話できる関係だから、子育ての時も協力ができます。

例えば、昔は手を繋いでいたのに、最近は手を繋ぐのが気恥ずかしい…、お互いに気づいているけど、どちらからも近づけない…。

このように、気づいているけど近づけない距離が生まれていることもあります。

普段から、何気ない日常会話からで良いのでしっかり話し合える関係を築きましょう。

そして、「育児をサポートしたい」としっかり伝えて、充実した育児のために2人で話す時間を作りましょう。

まとめ。ママが余裕を持てるように

育児において、どんなにパパがサポートをしてもママが主役であることは変わりないと思っています。

ママが心に余裕を持つ状態を維持できるように、パパはサポートをしていきましょう。

・完璧を求めない。ママは心理的負担が減る。パパがサポートしやすくなることで、ママの物理的負担も減る。

・余裕のボーダーラインを割らない。危なくなったらすぐサポート量を調整する。

・夫婦で話し合う。お互いの思いがお互いに伝わる関係を築いておく。

ママのためにも、家庭のためにもなります。ぜひパパからアクションをしましょう

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