【パパが決める】育児参加をパパが決断すべき3つの理由

子育て

こんにちは、たくぞう(@taku_kosodateda)です。

このブログでは、「お金と家庭にゆとりを」をテーマに、経験談とお役立ち情報を発信しています。

今回は、育児参加を決断するのはパパだ、という話です

今、すこ〜しずつ育児に参加するパパさんが増えてきたと思います。2020年度の男性育児休業の取得率は12.65%(厚生労働省発表)と、2019年度の7.48%から上昇しています。

僕も育児参加を宣言し、育児休業を取得しますが、元々は“僕が”決めて妻に提案したのがきっかけです。

・夫婦で話し合って決めるものじゃないの?

・奥さんに頼まれてやるものじゃないの?

・自分は奥さんから何も言われてない

こう思っている方は読む価値アリです。

仕事人間だった僕が家事育児に取り組むようになり、明らかに家庭が充実しています。

育児参加はパパが決断した方が確実に良い育児になります。

なぜパパの決断が必要なのか、参考にしてください。

「パパ仕事、ママ育児」の固定観念がある

パパが育児参加を決断すべき理由の1つ目が、「パパ仕事、ママ育児」の固定観念を壊すためです。

日本では「パパ仕事、ママ育児」が普通になっている

前提として、日本では「パパ仕事、ママ育児」が普通です。

どんなに「男女平等」「男性の育児は当然」と言っても、現実は違います

男性育休取得率 12.65%(2020年度、厚生労働省発表)

イクメンという言葉(海外には存在しない)

自分の父親は育児をしていたか…?

最初に育休取得率は2019年度よりも上昇とお伝えしましたが、男性の育児は少数派であることは間違いありません。

また、育児参加のための仕事の調整や育児休業の相談先である上司は、”自分で子育てをした経験が無い”人がほとんどです。

いくら理屈では分かっても、経験していないことに対してどこまで親身になってくれるか分かりません。ひどい場合は、精神論(仕事を休むなんて根性が…)、過去の栄光(私が若い頃は…)の感覚のままです。

“パパの育児参加”の発想がない。あきらめてしまう

育児をする男性が少数派である結果、

・パパが育児できなくても仕方ない

・ママがワンオペで頑張るのが普通

という誤った常識が心の中にできています。

その結果、パパが育児参加するという発想がない、話し合う前から諦めてしまうということが起こります。

だからパパが決断する

今の環境下では、”パパは育児をしなくても普通”を前提とした話しかできません。

ですので、“パパ側が育児参加の決断”をして、この常識を崩していく必要があります。

ママは言いにくい、パパは断りやすい

パパが育児参加を決断すべき理由の2つ目が、“仕事を理由に断ることができてしまう”ことです

パパは”仕事”を理由に育児を断れてしまう

パパが育児参加を断る一番の武器が”仕事”です。

・仕事が忙しい

・休んだらキャリアに影響が出る

収入が下がるけど良いのか

俺が働いているから家計が成り立つ

パパが育児をやらない理由はいくらでも作れてしまいます。

本来は“仕事と家庭を両立するのはどうしたら良いか?”と考えるのが生産的です。

しかし、”パパは育児をしなくても普通”という誤った常識のせいで、”仕事があるから育児はできなくてよい”という思考になりやすいです。

根本原因は社会の問題

もちろん、パパの考え方というより、現代社会の問題が大きいです。

・長時間労働(家庭の時間が取れないのが当たり前)

・残業代を加味した家計(残業が前提になった会社、家庭)

・終身雇用(転職を考えず、一社にしがみつく価値観)

・遅くまで働くのが偉い(間違った社内評価)

このような環境にいれば、「パパは仕事」の意識になるのは当然です。

さらに、仕事が忙しければ忙しいほど、目の前のことしか見えなくなり、この環境に疑問を感じなくなってしまいます。

パパが大切だからこそ、ママは育児を頼みにくい

生きる上でお金は必要です。また、会社に認められたいのも分かります。

・ママは出産で働けません。収入はパパ頼みの状況です。

・ママは育児中キャリアを積めません。自分ができない分、パパのキャリアを応援したいです。

だから、ママからパパに「家庭の時間増やして」とは言いにくいです。ましてや、パパが仕事を完全に休む“育児休業”の話を持ち出すのは難しいです。

それを良いことに「仕事があるから家庭ができない」と主張するのは違いますね。

あくまでママは言いにくいだけで、求めているかもしれません。

男性育休は収入と仕事のバランスが取れる

・育休を取ったとしても、育児休業給付金により一定の収入は保てます

・育休中に条件に応じて勤務することもでき、大幅な収入源を避けることができます。

2022年の法改正で、さらに育休と仕事を繰り返しやすい環境になります。

育児休業給付金や法改正についてはこちら

仕事と家庭のバランスを見て、多少仕事面で無理があっても「パパの育児参加」を提案してみてください。

その時のママの反応が本当のママの意見です。きっと望んでいます。

決断は価値観を変える

パパが育児参加を決断すべき理由の3つ目が、価値観が変わることです。

“パパが決断”すると価値観が変わる

ただ育児に参加するのではなく“パパが決断”するからこそ変わる価値観があります。

・自分が決断したことなので主体性がある

・子どものために考える時間ができる

・新生児の成長は今しか経験できない

主体的に取り組むことで価値観が変わり、その後の人生観が変わります。

・主体性の重要さ

・日々考え、思考が洗練される

・一つの体験が価値観を変える

これらはパパが仕事で経験したり、他人に求めたりしていているものではないでしょうか?

育児も同じです。

“やらされ”の育児は避ける

絶対に避けるべきは、”やらされ”の育児です。

言われたからやる

説得されてやる

・何をするかママに任せる

この状態で育児をしても、そこから得るものは主明らかに少なくなります。

前述した「パパ仕事、ママ育児」の固定観念は根深いです。ついママに頼ってしまいます

最初はやる気に満ちあふれていても、気づいたら指示待ち人間になる可能性があります。決断だけでなく、主体性を持ち続けることが大切です。

Point

“決断”が主体性を生み、主体性が価値観を変えます

まとめ

今回はパパが育児参加を決断すべき理由を紹介しました。

・パパ仕事、ママ育児の固定観念がある

・ママからパパには頼みにくい

・”決断”することで価値観が変わる

子どもが産まれると、新しい家庭がスタートします。

ぜひパパが”決断”し、ママに提案してください。

新しい家庭をつくるきっかけはパパにこそあります

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