【仕事とは違う】育児の効率化は難しい

理解

こんにちは、たくぞう(@taku_kosodateda)です。

このブログでは、「お金と家庭にゆとりを」をテーマに、経験談とお役立ち情報を発信しています。

今回は、育児と効率の話です

ママの負担を減らしたい、そのために育児を少しでも効率的にしたい。僕も最初そう考えていました。

しかし結論から申し上げると、育児の効率化は非常に難しいです。

・育児の効率を上げれないか

・育児はパパよりママの方が得意でしょ

こう考えている方は要注意です。

間違った努力方向にならないよう、育児の効率化が難しい理由を考えてみましょう。

育児の効率化は難しい

仕事では、効率化、生産性が求められます。

しかし、それをそのまま育児に適用しようとすると、うまくいきません。頑張っても効果が出ないというのは自己肯定感を下げ、”充実した子育て”を遠ざける原因です。

まずは仕事と育児の大きな違いを理解しましょう。

決まったパターンがない

効率化をするには、“動作”と”基礎数字”が安定している必要があります。

仕事や家事の効率化ができるのは、“動作”“かかる時間”常に一定であるからです。

しかし、育児についてはこの基礎数字のばらつきさ大きすぎます。また、正解の行動が一緒とは限らないので、動作も一定ではありません

育児の基礎数字のばらつき
  • 寝かしつけ:10分から何時間まで
  • 泣き止ませ:泣く理由が様々
  • おむつ替え:変えた途端にまたうんち
  • 発生頻度:頻度も回数もバラバラ

育児に使用する道具の位置など、予備動作においては効率化できる部分もあります。

しかし、そこで短縮できるのは数分程度です。

その数分は、1時間泣き止まない・変えたばかりのおむつにうんち、などで一瞬にしてなくなります

効率化を考えるには、条件が悪すぎます。

人がやらないといけない

家事であれば、家電に任せる、頻度を減らす、などの選択肢があります。

しかし、育児においてはそれが難しいです。

抱っこやおむつ替えなどの機械化ができません頻度も子ども次第です。

よって、自分の時間を使うしかなく、かつ自分のタイミングでできなのが現状です。

パパママ側の状態が不安定

仕事における効率化は、安定した環境を前提として考えられます。その前提には、決まった就業時間、一定の体力やメンタル、という隠れた条件が存在します。

育児においては、時間、体力、メンタル、全てが不安定です。

同じおむつ替えにしても、日中にやるのと深夜寝起きでやるのでは効率は大きく変わります。精神的に疲れていて、子どものもとへ中々向かえないということもあります。

どんなに準備をしても、作業者側のパパママの状態が安定しないので、思った通りの効果が出ません

パパがやりがちなNG行動

育児をする時、ついパパがやってしまうNG行動があります。

皆さんの職場では、効率化のためにどのように仕事を割り振っていますか?

大体は、作業効率の良い人、熟練者に頼っているのではないでしょうか。

これがパパがやってはいけないことです。

ママに任せるのが効率的…ではない

仕事ではよくある「この作業は◯◯さんが得意だから任せよう」という考えは育児においてはNGです。

・パパが抱っこしても泣き止まない▶ママにお願いする

・おむつ替えがよくわからない▶ママにお願いする

「自分ではダメ、ママならできるはず」「ママがやったほうが効率が良い」

これは違います。

ママもパパも、最初は育児はできません。スタートラインは同じです。

そして、ママの方が慣れているのは、パパが仕事の間に育児をしているからです。

ママに任せたままだと…

言うまでのなく、ママの育児負担は増え続けます。パパとママのスキル差は乖離する一方です。

そして、乖離しすぎてしまうと問題が起きます。

・パパのやり方にママが不安を覚え、気持ちが休まらない

・パパが手伝っても文句を言われる

・手伝わないとママの負担は減らない

出産後のママの状態を理解していれば、ママに任せるべきではありません。パパがやり方を作るくらいの意気込みであるべきです。

上げるのは育児以外の効率

効率は上がらない、ママに頼ることもできない。

そこで目指すのは、育児以外の効率を上げるということです。

育児以外の効率を上げることで、育児のための時間が増えます

育児の時間を短くするのではなく、育児のための十分な時間を確保する、という考え方です。

家事時間の効率化

家事を機械化する
  • ロボット掃除機
  • 食洗機
  • 洗濯乾燥機
家事の頻度を減らす
  • 敷物は撤去(ホコリがたまらない)
  • 料理はまとめて作り冷凍
効率の良い時間を選ぶ
  • 早起きをして誰も起きてない時間にやる
  • 手を止めたくない作業(火を使う料理)は夫婦がいる時間に

自分時間の効率化

時間を有効活用する準備
  • やることリストを作る
  • やることを細かく分解し、スキマ時間で実施できるようにする
効率の良い時間を選ぶ
  • 早起きして、家族が起きる前に自分のことをやる
  • 夫婦で交代に寝て、まとまった睡眠時間を確保する

まとめ

育児を頑張りたい気持ちは分かりますが、仕事のように簡単に効率化はできないと考えましょう。

育児以外の効率化の方が全体最適に近いです。

“充実した育児”のために、育児の効率化にこだわりすぎないよう気をつけましょう。

1クリックで応援できます(喜びます)
にほんブログ村 子育てブログへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました